Windows 8の価格が気になる
- 2012/10/29(月) 20:00:40
ご無沙汰しておりました。
ようやく秋らしくなってきましたね。
昼間のランニングはまだ半袖短パンでなんとか行けますが、
朝夕はさすがに厳しくなってきました。
さて、先週はIT業界にとっては非常にインパクトのあるニュースが目白押しでした。
iPad mini、Windows 8、Kindle・・・
個人的にも物欲がかなりそそられており、抑制するのに四苦八苦。
そんな中で個人的に一番気になったのは、Windows 8の価格です。
「Windows 8発売、3300円のダウンロード販売も開始」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121026/432763/?m
えっ、と目を疑いました。
何しろ、これまでWindowsのアップグレードといえば、1万円以上はするものと覚悟していたので、かなりの予想外です。パッケージ版でも5,495円(Amazonでの価格)です。
なんか、狐につままれているような・・・
「またどうせ高いんでしょ?」って思っていた私は、今回はアップグレードなしだな、と決め込んでました。
というよりも、そもそも、3年に1度、大した変化のないものに1万円以上も払わされるようなものと決別した方がよいのではないか、とまで思っていました。
そして、こんなコラムも発見して、かなり同意してしまいした。
「まもなく発売の「Windows 8」、購入前に知っておくべきこと」
http://japan.cnet.com/news/commentary/35023388/?tag=nl
(このコラムの中の "自分に問いかけてみるべき質問" の一番最初に、
"--そもそもあなたは今後もWindowsを使い続けたいと思っているのだろうか、それとも別のOSに乗り換えた方がいいのか。" とあります。まさに、「使い続けるのか」という疑問が特にアップグレードの価格の点で発生していたのです。)
ただ、今回、この価格の問題はかなり緩和された形ですね。
それでもまだ、OS Ⅹ Mountain Lionの1,700円に比べりゃ2倍近く高いんですけどね。
それにしても、3年前とは大違いですね。
ちなみに、3年前、Windows 7にアップグレード(Vista⇒7)したときには、やはり「発売記念優待パッケージ 数量限定」版で18,880円。どう見ても殿様価格です。他に選択肢はないから、高くても払うだろ、的な値付け。
これと比べると、今回はパッケージ版でも1/3以下に下がっています。
そもそも3年前にはiPadはなかった。タブレットなんてものがなかった。
それがいまやパーソナルコンピューティングの主役になりつつある。営業マン端末の主流になりつつある。
今回のWindows 8の機能がタブレットを前提にした作りになっている事を考えると、この流れには乗らざるをえないということでしょうね。ついでに価格面でも(iOSのアップグレードはそもそも無料ですからね)。全てにおいて、Appleにひっぱられている、という印象です。
「なりふり構わぬ」という印象すら受けますが、しかし一方で、こんな記事もありました。
「iOS 6のビジネス向け6機能と「Surface」の脅威について」
http://jp.techcrunch.com/archives/201210286-business-friendly-features-in-ios-6-and-what-they-say-about-the-new-surface-threat/
既存の企業インフラの多くをMSが握っている事実は否めないから、基幹系との親和性で攻めてくるとMSは強いかも?ということなんですね。確かにその通りです。
この動きが加速すると、ひょっとして来年以降、勢力図が変わってくる可能性があるかもしれませんね。
そうなれば、面白くなりそうです。
いずれにしても、ユーザーとしては、よいものが安く使えるのが一番ですからね。
P.S. 結局、Windows 8へのアップグレードは年末まで様子を見ることにしました。
それまでにいろいろと情報を集めようと思っています。
いずれにせよ、入替には結構な時間を要しますから、あまり軽々しくお試し、
って言うわけにはいきません。
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