武蔵野アクアスロン
- 2012/09/16(日) 15:46:37
先週の記事でお知らせしたとおり、
先週9月8日に武蔵野アクアスロンに出場してきました。
Swim500m+Run3.4kmという超ショートディスタンス。
武蔵野市の屋外プールと陸上競技場を利用する、ちょっと珍しい大会ですが、環境はバッチリ。
しかも家から自転車で5分の場所で開催される手軽さで、これまで出場しなかった事が不思議な大会です。
とはいえ、私にとってはマルチスポーツのレースはこれが今シーズン最後なので、ショートディスタンスとはいえ密かに準備をしていました。
●スイム事前トレーニング
8月後半からスイムの練習回数を増やした。
それまでは週に3-4回程度でしたが、週5-6日泳ぐようにした。
あわせて、ドリル練習も増やし、フォームも少しずつ安定するようになってきた。
これで徐々にタイムも上がってきた。うん、いい感じ。
●ラン事前トレーニング
基本的に量を増やしても意味がないので、スピード重視の練習。
しかも、1000mのインターバルとかではなく、100mとか400mの短距離。
距離からすると、キロ4分以下のペースが要求されるが、最近はそんなスピードで
走ったことないので、速い動きに体を馴染ませるための練習。かつ、スピードを
上げても変に力まないための練習。
正直、効果があるかどうかはわからないが、やるだけやってみた。
スタートは10秒おきに1人ずつスタートする、時間差スタート。
今回は同じチームの練習仲間3人と参加。同じチームで順位争いが気になる所です。
●スイム
プールに入って、タイミングチップを「ピッ」としてもらってスタート。
500mとはいえ、あまり勢い込んで突っ込むと乳酸がたまって動かなくなるので、
少し抑えめで入る。
徐々にスピードを上げていくが、先にスタートした人たちを追い越すのに少し
手間取ったりして、思ったようにスピードは上がらない。同じチームで10秒後に
スタートした仲間(通称:王子)にいつ追いつかれるかとビビりながら泳いだ
が、400m付近でついに追いつかれてしまう。その後は当初の予定通り、とにかく
ピッタリとくっついて泳ぐ。完全に後に着いた状態でスイムフィニッシュ。
●ラン
トランジションもほぼ王子と同時に終えランスタート。しばらくは併走するが、
やはり練習不足、スピード不足は否めず、徐々に置いて行かれる。まあ、予定
通り、と思いつつ、ペース維持を心がける。1周目の折返しの後、やはり同じ
チームの仲間2人(通称:隊長と通称:ゴーイチ)が迫ってくるのを確認。追い
つかれるのは想定内だが、予想以上に速い!
ここで変にがんばってもタイムが上がるわけでもないので、ペース維持を心
がける。
2週目で早々とゴーイチに、しばらくした後に隊長にも追い越され、ちょっと情け
ない感じもあったが、とにかに残りを落とさないように意識。最後はヘロヘロに
なったものの、大きな落ちもなくゴール。
●結果
Swim:0:08:20(10位) Run:0:14:09(16位) Total:0:22:29(10位;50代男子1位)
Swimが100m1:40のペース。トランジション込みのタイムとはいえ、もう少し速く
行けると思っていたのに・・・。
Runはキロ4:09と目標としていたキロ4分切りならず。付け焼き刃ではどうしよう
もないことが見事に証明された。これは何とかしなくては。11月のマラソンに
向けて、距離、スピードともに充実させた練習が必要と痛感した。
ただ、最低でも年代別は取りたいと思っていたので、なんとか取れてホッと
した。
ちなみに同じチームから参加した他の3人は、
優勝:ゴーイチ、3位:隊長、9位:王子
ということで、私はチーム内最下位という情けない結果に。
ともあれ、TOP10に同じチームから4人が入り、チームとしてはまずまずの結果ではなかったかと思っています。
最後に応援していただいた皆さん、ありがとうございました。
レース終了後は急いで着替えて、リクルート時代の同期会にGo!
本当に久々の人にもたくさん会えて非常に充実した1日でした。
さて、次は富士山マラソンです。目標はサブスリー。
かなり高い目標ですが、何とか結果を出せるようにがんばろうと思います。
ちなみに、私(前列左から2番目)が持っているのは年代別優勝の賞品のTシャツです。その左が優勝のゴーイチ、そのまた左が3位の隊長。
無料ECサイト構築サービス・続編 特定商取引法の表示について調べてみた
- 2012/09/13(木) 06:43:02
先週掲載した記事、『無料ECサイト構築サービス』をTwitterでも広報したいところ、ある方から「特商法の箇所も比較してみて下さい」というコメントをいただきました。
確かに、特商法のことはノーマークだったので、ちょっと調べてみました。
まず、ご指摘いただいた内容は以下のリンクにまとめられています。
Naver まとめ
「Stores.jp」でストアを開設した人は特定商取引法違反になるのか?
http://matome.naver.jp/odai/2134663909640170501
(コメントはこれをまとめられた方からでした)
端的に言うと、Stores.jpは特商法の表示義務を怠っているのではないか、ということです。
では、そもそも、特商法の表示義務なんなんでしょうか?
簡単に言うと、ネットショップを含む通信販売は「特定商取引に関する法律」によって、販売条件の表示を義務付けられている、ということなのです。
ここでいう販売条件とは
・販売価格(役務の対価)
・送料
・販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、
その内容およびその額
・代金(対価)の支払い方法
等々のことを指しますが、これらに加えて、
・販売所業者名
・運営統括責任者名
・住所
・電話番号
・メールアドレス等の連絡先
なども表記する義務があります。
詳しくは以下のリンクを参照してみてください。
経産省 特定商取引法
インターネットを利用して商品の販売等を行う方が守るべきルール
http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/281883/www.meti.go.jp/policy/consumer/contents4.html
消費生活安全ガイド 通信販売広告について
http://www.no-trouble.go.jp/#1232095829427
話を元に戻しましょう。
Stores.jpでは本当に必要な表示ができないのでしょうか?
私が調べた範囲での結論からいうと、表示は可能です。
確かに、ストアのサンプルや、上記のまとめの中にある段田商会での「特定商取引に関する表記」では、開発会社の社名や社長の名前、住所、連絡先が表記されており、不完全そのものに見えます。
しかし、「よくある質問」の中には以下のようなQ&Aがあります。
===============
「特定商取引法に関する表記」は必ず表示する必要がありますか?
A「特定商取引法に関する表記」は経済産業省により、オンラインショッピングを運営するにあたっての必要な表記事項となっております。
特定商取引法に関する表記は、ログイン後、ダッシュボードの「ストア情報」より設定していただくことが可能です。
販売事業者に該当する方は販売者情報の表示を実施して頂けますようお願い致します。(以下省略)
===============
これを見る限りでは可能のようです。
上記の方法に沿って、実際に試してみました。
これが登録後に表示された「特定商取引法に関する表記」のページです。
送料の表記や事業者の名称および連絡先については変更できてますよね。
ということで、実際には、できないのではなく、登録していないからだと思われます。ただ、登録していない状態で公開できてしまう、というのが大きな問題でしょうね。これは何らかの制限をかけるべきでしょう。
また、この特商法の表記がページのどこにあるのか、非常に分かりにくいと思います。デザイン重視でカッコよくなってはいますが、万人にわかるか、と言えば答えはNo!でしょう。このあたりも改善の余地はあると思われます。
なお、前回の記事で紹介した
ZEROSTORE http://zerostore.jp/
については、機能一覧のなかに「特定商取引法」と明記されており、かつ、サンプル画面にも「ご利用ガイド」の中に送料に関する表記等があるので、おそらくは問題ないと思われます。
MakeShopフリーショッププラン http://www.makeshop.jp/main/plan/free.html
に関しては、サンプルサイトを見る限りでは問題なく表示されていますので、こちらは間違いないと思います。
電子書籍の動きが気になる
- 2012/09/10(月) 15:53:11
前回のブログでお知らせしたとおり、先週末(9/8)、近所の武蔵野プール・武蔵野陸上競技場で行われた「武蔵野アクアスロン」に参加してきました。結果は総合10位、年代別(50代)で1位で表彰してもらいました。短距離でスピードを上げる、ということに慣れていないので、しんどかったですが、年代別優勝が取れてよかったです。詳しくはあらためて。
さて、先週末からまた電子書籍、特にリーダー(ハード)の話題が賑やかですね。
●最近の書籍リーダーの動き
9/3 ソニー
ページ送り時の残像を抑える独自技術により、画面の白黒反転を低減
高い操作性とスタミナ性能を薄型軽量ボディで実現した 電子書籍リーダー“Reader”発売
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201209/12-0903/
9/6 Amazon
Amazonが「Kindle Fire HD」「Kindle Paperwhite」を投入
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120907/421261/?ST=keitai&P=1
9/6 楽天(kobo)
楽天傘下のコボ、電子書籍リーダー3機種を発表
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120907/421223/
KindleはiPad対抗機としても見られているのでこちらも気になる所ですが、今回もハードだけ騒がれて、肝心のソフトがついてきていない感が否めず、これですぐに電子書籍の市場が活性化する、という事にはならないだろうな、というのが個人的な印象です。
私自身、使ったことはありますが、定着してるとはとても言えない状況で、なかなか便利だな、とは思うものの、使い続けるためにはコンテンツがついてきてない、といったところでしょうか。
一方、少し前に日経新聞電子版のiPad版を使ってみて、「これなら紙要らないな」という感想も持ちました。新聞紙面はそのまま見えるし、拡大もできる(老眼にはありがたいです)。その上、記事も簡単にクリッピングできる。電子版の方がちょっとだけ安いのと、紙の整理(ゴミ出し)をしなくて済むので、完全に乗り換えてもいいかな、と思っています。
こんな形で少しずつ、使いやすさが感じられると広まって行くのでしょうね。
●普及率ってどのくらいなの?
では、実際にはどの程度の人が電子書籍をつかっているのか?というのが気になる所ですが、ちょっと調べて見ると、直近で以下のような調査結果が出ていました。
~エムティーアイが電子書籍の利用動向に関する調査を実施~
全体の約6割が利用経験あり、60歳代でも約4割!(9月6日 ㈱エムティーアイ発表)
http://www.mti.co.jp/?p=14130
これをみると、6割が利用経験あり、ということで、思ったよりも多いなあ、とも思いましたが、この調査は基本的にある程度電子辞書に興味のある人が対象となっているので、実際の利用率よりも高めとみた方が良さそうです。
また、6割といっても1年以内に使った事がある人が5割弱、使ったことはあるが1年以内にはつかっていない人が1割弱、という結果なので、私のようにたまに思い出して使ってみる、という人が結構多いのではないか、と思うのです。そう考えると定常的につかっている人は、まだまだ少数派だな、と思います。
●普及しない原因は?
そもそも電子書籍が普及していない原因としてはいくつかありますが、これはNaverまとめにうまくまとめられています。
【iPad/Kindle/kobo】日本で電子書籍が普及しない6つの理由
http://matome.naver.jp/odai/2134682231457577401
更にいえば、下記の記事でも取り上げられているとおり、これまではデータ規格が日本であまり統一されていなかったから、ということでしょうか?
電子書籍、国際規格で…出版41社が制作指針
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120907-OYT1T01606.htm
規格が統一されれば電子書籍の普及に弾みがつくだろう、と記事には書かれていますので、今後、期待したいところです。
個人的には
・流通の手間が省ける分、安くして欲しい
・電子書籍でも古本屋ができるようにして欲しい
・端末を選ばずに読めるようにして欲しい
といった要望があり、これができたらもっと弾みがつくだろうと考えています。
外出時にiPadとビジネス書を1冊カバンの中に入れて持ち歩くと、結構な重量になって、長時間肩にかけて歩くと体のバランスが崩れそうで、ちょっと困っています。早くiPadだけで済ませられるようにならないかなぁ、と思う今日この頃です。
集中してやると効果が出るもんですね。(水泳の話)
- 2012/09/07(金) 09:42:11
ようやく朝晩は涼しくなってきましたね。
練習もすこしやりやすくなってきました。
実は、未だに右股関節回りの不調は続いてまして、すこし運動するとすぐに腰、お尻にハリが出て動きが悪くなってしまいます。それでも知り合いの鍼灸師に治療してもらいながら、徐々に快方にむかっているものと思われます。早く体の不調を取り除いて、思いっきり練習できる状態にしたいものです。
さて、走れないから、というわけではないですが、先々週くらいから、泳ぐ回数を増やしています。
それまでも週に2,3回は泳いでいたのですが、なかなかスイムの調子が上がってこないので、ちょっとイラッとして、「毎日泳いだら感覚、変わるかな?」と思って始めてみたのがきっかけです。
で、先々週は火曜から土曜まで毎日。先週も4日泳ぎました。
ところが、これが見事に当たって、今週くらいから調子が上がってきました。
もちろん、自分ができてないと思った動作を確認するためのドリルを多めにやったりと、内容にも工夫はしていますが、それでもなるべく間を空けない、というのがよかったみたいです。
それまで、インターバルで100mを1:30サークルはまったく余裕なく、1,2本くらいしか持たなかったのですが、4本は多少余裕をもって回せてます。50mも0:40でちょっと余裕を持って泳げるようになってきました。
こうなってくると楽しいので、更に泳ぎたくなる。もう少し、週4回くらいは泳ぐようにしてみようかと思っています。
やはり、「泳ぐ」という動作は普段の生活ではなかなかできないので、毎日やるのは有効だな、とあらためて思った次第です。
この調子で、今度は毎日走るのをやってみようと思っています。
そういえば、若い頃は、シーズン前に強化月間と称して、1種目の時間を増やす時期を作っていたことを思い出しました。あの頃はそんなに効果があったようには思わなかったけど、きっとそれは常に練習してたからなんですね。加齢や現在の体調に合わせて、練習方法も変えていかないと。
ちなみに明日は武蔵野アクアスロンに出場予定です。
スイムのタイム、どんなタイムがでるか、楽しみです。
無料ECサイト構築サービス
- 2012/09/04(火) 16:43:02
9月に入ったとはいえ、なかなか暑さは和らぎませんね。
先週末の、時折狂ったように降る豪雨にも驚きましたが。
さて、7月、8月と立て続けに2つの無料ECサイト構築サービスが発表されました。
発表日 社名 サービス名 URL
7月18日 株式会社DeNA ZEROSTORE http://zerostore.jp/ (以下、ZS)
8月30日 株式会社ブラケット Stores.jp https://stores.jp/ (以下、SJ)
気になるサービスですので、早速、内容をチェック。
ざっくりと、ではありますが、気がついた点について両者の比較をしてみました。
●デザイン(テンプレート)
どちらもテンプレートが用意されており、これをモディファイする、という方式です
が、以下の様な違いを感じました。
ZS:オーソドックスなECサイトのデザイン
既存のECサイトのデザインをそのまま持って来た、ありがちなデザインです
が、カテゴリー等のナビゲーションデザインもきちんとされており、しばらくは
(商品数、売上が大きくなっても)そのまま使えそうなイメージです。
SJ:一見、ECサイトらしくないが、ちょっとオシャレなデザイン
ECサイトらしくないのでやや驚きましたが、オシャレな印象でこれもあり
かな?って感じです。ただ、ナビゲーション的な要素がないため、1ページで
収まるくらいの商品数までならなんとかなりそうですが、それ以上になると
ちょっとやっかいかな?という印象です。
また、フリーページ(HTMLでいちから作成できるページ)に関しても、
ZS:OK SJ:NG
という状況です。
ECビジネスの成長が、商品数の増加、それに伴ってサイトナビゲーションの充実、
必要なコンテンツの追加、という過程をとると考えれば、これらのサービスを利用
して売上を上げる事を前提とする場合、ZSのほうがよいかもしれません。
●商品数
掲載可能な商品数に関しても、以下のような差があります。
ZS:(無料) ~1,000商品 (有料オプション;4,990円/月) ~3,000商品
SJ:(無料)~5商品(公開数) (有料オプション;980円/月) 無制限
まともに売上を上げようと思えば、ある程度の商品数は必要になると思います
ので、SJの場合には早めに有料プランに移行する事になりそうです。
ただし、980円/月さえ払えば掲載商品数無制限というは魅力ではあります。
●決済手段・手数料(12年9月4日時点)
ZS:手段=クレジットカード、コンビニ、銀行ネット、ペイジー、Yahoo!ウォレット
手数料=月額固定(3,990円 or 4,990円)+ トランザクション毎課金
(詳細はこちら)
SJ:手段=クレジットカードのみ
手数料=トランザクション毎課金のみ(5%)
●メルマガ
ZS:あり(テキストメール5,000通までは無料それ以上の配信、およびHTMLメール
に関しては有料、詳しくはこちら)
SJ:なし(開発中)
●独自ドメイン
ZS:可能
SJ:不可(不可との明示はないが可能という記載もないので)
どちらもまだ発表したばかりで、開発中の機能も多いため、早急な判断はできませんが、現時点での機能のみを見る限りでは、両社のサービスに関して、以下のような印象を持ちました。(あくまでも個人的な印象です。)
ZS:企業として取り組んで、すでに販売実績のある商品を、ある程度、
規模を大きくすることを前提としてのECビジネスのトライアルとして
利用するのに向いている
SJ:ちょっと変わった商品(少品種で特徴のある商品群)が売れるか
どうか判断するために、個人、もしくはそれに近い規模の会社が
試しに売ってみる、という商品販売のトライアルとして利用する
場合に向いている
ただ、どちらで立ち上げるにしても、ECビジネスはサイト立ち上げ後の運用が成否を分けることになります。
したがって、その後の運用(PDCAサイクルの継続)により多くの投資できるようにする(予算を取っておく)方が賢明かと思われます。その意味では、無料で立ち上げられるというのは非常にいいですね。
<参考> MakeShopフリーショッププラン
参考までに、無料ではありませんが、サイト構築ASP大手・MakeShopも月額無料のプランがありますので、概要を記載しておきます。
●MakeShopフリーショッププラン
初期費用:10,500円
月額費用:0円
商品数 :~30商品
デザインテンプレート:あり
フリーページ:なし
決済代行:月額固定費+トランザクション毎課金
詳しくは ⇒ http://www.makeshop.jp/main/plan/free.html